27-28AW Season Direction ~COLOR~

更新日: 2026年8月31日

27-28AW HARMONY
27-28AW SEASON CONCEPT

多様な価値を
美しいバランスで奏でる

AIの進化、気候変動、価値観の二極化が進むいま、
私たちは無理なく調和し共存できるあり方をめざします。
効率と情緒、合理性と体験、新しさと伝統-
相反する要素が交わる時代において、
それらを否定せず、尊重して活かす姿勢が、
これからのクリエイティビティです。

一見、トレンドの変化は静かで控えめです。
しかし丁寧に観察すれば、
その奥に確かな変化が息づいています。
私たちはその微細なシフトを捉え、
既成概念や過去の経験にとらわれず、
新しい素材や新鮮な提案につなげます。

27-28AWは、多様な価値がやさしく響き合う
HARMONY
を提案します。

落ち着きのある彩り感

  • 冬の短期化の一方で、色によって季節感を楽しみたい心理が強まり、
    落ち着きがありながらも華やぎ感のあるカラーが増加。
  • 微細なカラーチューニングと、テクスチャーの重なりによって、
    感覚に訴える表現がより重要になる。
【色調】

ニュートラルは白・黒を軸に残しつつ、
グレーは色味を帯びた方向へシフト。
レトロな写真を思わせる"低解像度"な温かみとニュアンスを持つ、
落ち着いたカラーが台頭。

1...【コントラストを担う"白"】
27SSの白の増加から継続。本来白・黒は無彩色だが、
今シーズンはコントラストを効かせる存在として
重宝される。差し色としての「色」という認識。
2...【色付いたミドルグレー】
ミドルグレーは色味を帯びた方向へシフト。
華やぎ感のあるカラードグレイッシュが
スタンダードを新しくさせる。
3...【グレイッシュ~ダルの広がり】
使い込んだようなアンティーク感を備えた
グレイッシュカラー。
グレイッシュでありながら華やかさも感じられる
カラフル感のあるトーンと、 今シーズン象徴的である
低解像度にしたようなレトロなダルトーンが広がった。
【色相】

【色相特徴】
暖色優勢のトレンドから、今シーズンは寒色(グリーン、バイオレット)が登場。 近似色x近似トーンで構成する配色感に注目。
微細な変化や奥行きのある表現がポイントになる。(フォカマイユ配色)

4...【冬のターコイズ&グリーン】
27SSから継続するアクアカラーの流れを受け、
冬のターコイズが台頭。
寒色系のカムバックの象徴する、
透明感と深みを併せ持つカラーが登場。
また、黄みに振れたオリーブやアボガドを思わせるような
芳醇で包容力のあるグリーンまで広がる。
5...【ベリートーン】
果実が熟しきったような濃密な赤~赤褐色が継続傾向。
27-28AW COLOR FOCUS

Season's Highlight color
今シーズンの注目カラー

01. 【ゴールデン・イエロー】

26AWで登場したイエローアンバーの色味は
継続拡大傾向。
真鍮やゴールドを思わせる
ポストブラウンとしても注目カラー。

ゴールデン・イエロー
Coordinatecolor
02. 【ラセット(赤とブラウンの中間)】

モーブやスパイシーなトマトレッドを経て
この27-28AWは
バーガンディの方向へシフト。
光沢や毛足感と掛け合わせリッチ感を演出。

※ラセット(Russet):赤褐色
ブラウンと赤の中間に位置する色
秋めいて実りが熟したような地に足のついたカラー

注目カラー 02
Coordinatecolor
03. 【穏やかなグリーン】

アクアブルーの流れから登場した
ニュートラル感覚なグリーンのレンジ。
繊細で柔らかなトーンが特徴。

注目カラー 03
Coordinatecolor
TREND UNION / Nelly Rodi / Peclers Paris / WGSN 4つの情報会社から購入したカラーを日本色研のカラー体系をベースに分析を行っています。